皆さん、こんにちは。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
少しは秋らしい気候になってきましたが、10月は本当に雨の多い月でした。寒暖差が激しい日が続いてますので、体調管理にはくれぐれもご配慮ください。
テーマは食物繊維についてです。
腸内環境と食物繊維は切っても切れない重要な関係にあります。
食物繊維は栄養素的には糖質に属しておりますが、数年前から炭水化物と食物繊維に分けて栄養表示するようになりました。
食物繊維は第6の栄養素と言われていますが、人の消化器系では消化吸収さない栄養素で、そのまま食物のカスとして便として排泄されます。
かといって、ただの無駄なカスではないのですね。
現在では私たちの体にとってたくさんの有益な働きをする物質であることが研究で分ってきました。
食物繊維は水に溶けるか溶けないかで「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の二種類に分けることができます。
水溶性植物繊維としては、インゲン豆、小豆、おから、干ししいたけ、コンニヤク、かんてん、ワカメなどの海藻類(アルギン酸)、果物類(水溶性ペクチン)などがあります。
水溶性食物繊維の特長としては、水に溶けてからゲル状(ゼリーのような固まり)になる点です。
それにより、胃内容物が腸へ運ばれるスピードを遅くし、ブドウ糖などの腸菅からの吸収速度を穏やかにして血糖値の急上昇を防いでくれるわけですね。
また、コレステロールや胆汁酸などを吸着して腸管からの吸収を抑制し、それらの体外への排出を促進したりします。
生活習慣病で血糖値やコレステロール値を気にする方は、水溶性の食物繊維を多く摂ると良いわけですね。
さらに水溶性は腸内細菌の善玉菌のエサとなって、善玉菌を増やしてくれますので、腸内フローラにとっては有難い存在です。
一方、不溶性食物繊維には、野菜や玄米などに多く含まれるセルロース、ヘミセルロース、カニやエビの殻に含まれるキチン・キトサンなどといったものがあります。
不溶性食物繊維の特長は、大腸内で水分を吸収してくれることで、便のカサを増やしたり、適度な柔らかさにしてくれます。
これにより腸壁を刺激して蠕動運動(腸の動き)を活発化して排便を促してくれる訳です。
お通じが中々ない方は不溶性の食物繊維を是非、積極的にとってみてください。
他、ダイエットでカロリー制限をされる方がよく耳にするのが難消化性の食物繊維で難消化性デキストリンなどがよく登場してきます。
ダイエットコーラやトクホで糖質を気にする方へのドリンクにはほとんど使用されている王道の成分で、難消化性デキストリンと共に炭水化物などカロリーを増やす成分を一緒に排泄することでダイエット効果を狙っています。
いずれにしましても、食物繊維は栄養素の排泄と吸収をコントロールする上でとても大切な役割を果たしています。
加工食品や健康食品を購入する際に原材料表示を確認すると結構様々な形で入っていたりしますので、少し意識して摂取してみてくださいね。
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