みなさん、こんにちは。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
11月に入り本格的に秋深まり、気温が下がってきています。体調管理にはくれぐれもご留意ください。
さて、秋の夜長、ついつい読書やTV、インターネット等で夜更かしをしてしまうことはないですか。
睡眠不足は健康にもよくありませんが、ダイエットにも良くありません。何故でしょう?
ラーメン、ポテトチップスなどのスナック類、クッキー、チョコやアイスなど甘い物……夕方以降や夜寝る前に「ダメだ、ダメだ」と思いつつ、ついつい思った以上に食べてしまうことはありませんか?
ダイエットでつまずくのは、たいていこのように食欲をコントロールできなくなる時。
それまでやせるために(太らないために)努力をしてきたのに、なぜかこの異様な食欲には勝てず、タガが外れて食べてしまうのですよね。
「今までの努力が台なし!? 弱すぎ!!? なんてダメな自分!!!」と、ドカ食いを悔い、自分を責めてしまいがちですが、実はこれ、皆さんの睡眠時間が短いことが原因かもしれません。
食欲と睡眠の長さには、意外な関係があるのです。
米コロンビア大学が行ったある興味深い調査結果があります。
32〜59歳の男女8000人を対象に調べたところ、平均7〜9時間の睡眠時間の人に比べて、4時間以下の睡眠の人の肥満率は73%も高かったのです。
また、5時間睡眠の人でさえ、肥満率が50%も高いと報告されました。
32歳から59歳というと働いていたり、子育てをしていたり、その両方であったりで、とにかく忙しいので気をつけていないと平気で5時間睡眠を切っちゃいますよね。
それでは、睡眠が短いとなぜ太りやすくなるのでしょうか?
これは睡眠の長さと、食欲をコントロールするホルモンのバランスが関係しているようです。
具体的には「睡眠時間が短くなる」=「起きている時間が長くなる」ということなので、インスリンが作用して、私たちに食べ物を食べるよう促し、長くなった活動時間に必要なエネルギーを確保しようと
また寝不足で翌日の活動量が減る場合がありますが、そのメカニズムは以下のとおりです。
寝不足の時は眠くて体がだるく、重くなるので、あまり動きたくなくなります(突然、危険が迫った時用に余力を残しておくための生存本能)。
すると活動量が減ったり、動きが緩慢になったり、ルーチンにしていた運動などまでサボってしまいがちになったりで、結果的に1日の総活動量が減ります。
いわゆる「ドカ食いして、あまり動かない」という状態ですね。これが寝不足の時の、典型的な太るスパイラル。
実体験で気づいている方も、いらっしゃることでしょう。
以上が、自分が「太るスパイラル」に入っていると実感できるという意味で、「目に見える」スパイラル。実は、「目に見えない」太るスパイラルもあるのです。
自分で動いて消費できる総活動量は、実は、どんなに頑張っても1日の総消費カロリーの3割ほど。では、残りの約7割は??残りの7割は「基礎代謝」によるものです。
基礎代謝とは、内臓を動かしたり、呼吸をしたり、体温を調整したり、私たちが「生きている」だけで消費するカロリーです。
基礎代謝量は1日の総消費カロリー全体の約7割もあるのでこれが上がるようになれば、摂取カロリーが同じなら、消費カロリーが増え、やせやすくなります。逆に基礎代謝量が落ちれば、太りやすくなるということです。
実感している方も多いと思いますが、加齢とともにやせにくくなるのも、この基礎代謝量が落ちていることが原因です。そして実は寝不足は、基礎代謝量をさらに下げてしまうのです。
基礎代謝量を左右するキーワードは「成長ホルモン」。
成長ホルモンが出ている睡眠中に、全身の細胞の新陳代謝が最も上昇します。成長ホルモンの分泌がスムーズにいかないと、「新陳代謝がうまく行われなくなる」=「基礎代謝量が減る」ので、その分太りやすくなります。
成長ホルモンはまた、中性脂肪を分解し、筋肉の修復をしてくれる働きもします。中性脂肪が減るのはやせる第一歩ですし、筋肉が太くなれば代謝が上がり、同じことをしても消費カロリーが増えます。つまり、成長ホルモンを(正常な範囲で)たくさん出すことでより太りにくくなり、健康的に引き締まった体になりやすいと言うわけです。
では、どうやったら成長ホルモンを最大限に出せるのでしょうか??
キーワードは「眠り始めの3時間」。
この3時間の間に、「ノンレム睡眠(脳の活動が低下している状態の睡眠)」の中でも、特に深い睡眠が多く出現します。
この「特に深いノンレム睡眠」中に、1日に分泌される成長ホルモンの7〜8割が出るので、眠り始めてから3時間以内に目を覚ましてはいけません。
たとえば、トイレで目を覚ましたり、あるいは、ソファで1時間ほど「うたた寝」をしていることに気づいて、急いでベッドに移動して寝たり。
眠り始めの3時間のどこかで目を覚ますと、またすぐに眠れたとしても、成長ホルモンの続きはまず出てはきません。目が覚めたら分泌は止まってしまうので、そこからもう一度寝ても、一番深いノンレム睡眠に達しにくいためです。
ちなみに成長ホルモンは空腹時に分泌されやすいので、夕食はできれば寝る2〜3時間前にとっておくのが理想的。少なくとも、「お腹いっぱいで寝る」ことは避けましょう。
以上、寝不足の不利益をまとめると、「目に見える」太るスパイラルでは、食欲をコントロールすることが難しくなったり、運動量が減ったりします。「目に見えない」太るスパイラルでは、成長ホルモンの分泌量が少なくなることにより、基礎代謝量が減って太りやすくなります。
具体的に想定される寝不足の人の体形は、筋肉がつきにくく、脂肪たっぷりのメタボ体形です。
それでは、何時間寝たら太りにくくなるのでしょうか??
残念ながら「定説」はまだありませんが、ハーバード公衆衛生大学院が「7〜8時間寝ている人に比べて、少ない睡眠時間の人は、より肥満になるリスクが高いというデータが多数ある」と公式に発表しています。
ちなみにウィスコンシン大学の論文発表では、7.7時間(7時間42分)の睡眠時間が一番太りにくいとピンポイントで結論づけています。
いずれにしても、「7〜8時間」がダイエットのベストな睡眠時間というのが今のところ研究者たちの大方の見方であり、また逆に「5時間以下の睡眠時間は、太りやすくなる」「寝すぎも太る」という実験データも多数あるので、やせたい人はまず、「5時間以下の睡眠時間」と「寝すぎ」を積極的に避けるところから始めてみてはいかがでしょうか。
またもし体験上、7〜8時間の睡眠時間だと逆に体重が増えやすいという方、または7〜8時間からさらに自分に合った時間数に絞ってみたいという方は、眠気が少なく、過度の食欲がわきにくく、軽快に動ける「自分だけの時間」を割り出してみてください。
ちなみに冒頭で、寝不足だと1日の後半に「ラーメン、ポテトチップスなどのスナック類、クッキー、チョコやアイスなど甘い物」が食べたくなりませんか?と書きましたが、寝不足の時は、糖質を取りたくなることが医学的にわかっています。
また糖質を取ると癒やしホルモンの「セロトニン」が脳内に分泌され、不眠によるストレスやイライラを緩和させてくれます。一言で言うと、「気分が良くなる」のです。
これはいわゆる爆食いのあとの「高揚感」ですね。この「高揚感」を感じたら、寝不足で「デブ・スパイラル」に入っているかもしれないことを思い出してくださいね。
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